2011年5月20日金曜日

肩を使わずに鍛錬する方法(体幹トレーニング)

Q,実は連休を利用しながら体幹トレーニング、
ウォーキングなどを行いしっかりと体力アップを
再開しようと考えていました。

ところが自転車で転倒して右肩・脛鎖骨脱臼骨折をしてしまいました。

今は、手術を終え退院しており、リハビリに入っています。

手術時に肩にプレートを入れボルト止めをしています。

肩は90度以上絶対挙げるなといわれていますし、実際無理でしょう。

DVDを拝見すると肩を回転させる運動が多いのですが
こなせない状態です。

骨が固まりボルト、プレートをとる手術をまた行うのですが、
たぶん6ヶ月後、リハビリを含めて1年はあまり
過激には動かせないと思われます。

現在、身長は173㎝、体重は82キロです。
腹回りは多分92センチメートルぐらいです。

体型的には腹がへこめばまあまあだとは思っているのですが、
以前、体重が一番あったときで86キロぐらいの時がありました。

その時ちょっとしたことがありまして8キロから10キロぐらい
体重が減ったことがあります。


着るものすべてりサイズしたぐらいです。
その時は動き易い状態を感じました。

75から76キロぐらいになったのですが、
ウェストも6~7㎝ぐらいへこんだんでしょうね。

しかしまた、ここ2年近くで81~82キロぐらいに増えています。

ほぼ腹部についた贅肉が中心と思われます。

肩を使わずに鍛錬する方法はありますでしょうか。

またつかっているボールですが硬式野球のボールでもいいのでしょうか。

あらためてご教示願えれば幸いです。


A,メール拝見しました。

確かに身長からすると体重がちょっとあるような気がします。
私も標準からすれば少しばかり体重が大目。

まあ、身長と体重のバランスばかりが問題ではないと嘯いては居りますが・・・。

さて、肩を骨折とのことですから、
体幹のエクササイズで肩の旋回その他はやはりやらないほうが良いと思います。

エクササイズでは、腕を回すのではなく、
肩の関節そのものを大きく動かすことで、
肩甲骨の裏側を中心に首や胸を引き絞るようなものですから、
回復後に徐々にリハビリ的に挑戦してもらえればと思います。

さて、肩を使わないエクササイズでは、
膝を意識しての身体全体の旋回を重視してみたらどうでしょうか。

座ってでも、あるいは立ってでも良いですから、
膝をねじる動きを起点にして、
腹や胸を捻る動きです。

ただし、肩は無論動かないようにしてください。

エクササイズ中で大き目のボールを持つのは、
それによって、手首や肘の動きを制限して、
肩の動きを引き出すためですから、今のところは
持たないほうが良いと思います。

怪我をするということは、実に不便なものです。

でも、不便と言うことは、日常的にやってきたことを
見直すきっかけでもあります。

例えば、エクササイズの中で皆さんが難しいと言われる、
お腹を波打たせるような動き。

これも多分日常ではあまりない動きですから、
こういったものにトライしてみる事。

それが出来ないなら何故出来ないか。

また出来るようになったら、
何故今迄出来なかったのか。

そういった事を考えることで、
今までの自分を振り返るきっかけのもなると思います。

良いことがあればあったで「好事魔多し」。

悪いことが続けば「人間万事塞翁が馬」と言うのが
生きると言うことですから、
怪我をきっかけに別の視点を見つけられれば良いですね。

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