2011年8月30日火曜日

※ワークショップ開催します!

トランクエクササイズの田頭です。

以前より、ワークショップのご案内をさせていただき
早くから参加のご連絡いただいた方は
いつもありがとうございます。感謝です。

自宅で1人で、新しく始めようと思っても
習慣にすることは難しいと思う方も多いと思います。

私自身、水を1日2リットル飲もうと決めてからは、
初めはとにかく喉が渇いたときにガブガブと飲んで、
少し無理もあったかのように思います。

しかし、最近は携帯電話のアラームを利用して
11時・14時・16時・19時と決まった時間に
500mlを飲むようにしました。

+朝起きた時とお風呂上りです。

新しい習慣を行っていくことで
僕自身が難しいと思ったことは、

「やること自体を忘れてしまうことです」

よく紙に書いて見えるところに貼っておきなさい。

などということは聞きます。
できればやったほうがいいと思います。

私の場合はそれを紙でなく、携帯のアラームを利用してます。

よく生活の中で●●をしながら。

と「ながら体操」を勧めている記事も見ますが
体操自体を忘れてしまえば、例え歯を磨きながら~と
思ってても、歯を磨くだけで終わってしまいます。

できれば、いつどこでやるかを決めておいたほうが
意識にも残って、行動に移りやすいと思います。

これは私の経験談ですので
皆さんに必ずではありませんが、
少しでも参考になれば幸いです。

また、今回のワークショップをきっかけに
今後の活躍へプラスになれば嬉しい限りです。

体幹トレーニングを始めてはみたけど
なかなか1人では続かない・・・。

ワークショップを通してモチベーションを
上げていきたい。

もしくは、天野敏氏に一度会ってみたい!

どんな体してるのか見てみたいなど。
(私は初めて見たときの印象は「でかっ!」でした(笑))

地方開催も行ったいきたいのですが
天野先生のスケジュールの都合もあり、なかなか日程を
とる事が難しく、今回の日程で都合がよい方は
是非ご参加いただければありがたく思うばかりです。

こちら側の都合で申し訳ないのですが
ご参加のご連絡楽しみにお待ちしております。


◆開催概要◆

★この1日で、あなたの体の悩みを個別指導で進化していきましょう。
★自分の体とのコミュニケーションをとることで
新しい発見を見つけることができることでしょう。

■日程:9月19日(月)13:00~17:00

■会場:東京都台東区(区民館) 追ってご連絡いたします。

■「トランクエクササイズワークショップ」参加費
  男性:5,000円
※女性:4,000円

■お支払い方法:銀行振り込み もしくは、当日会場にてのお支払い
(ご希望の決済がありましたらご連絡くださいませ。)

■服装:動きやすい恰好でご参加ください。もしくは、着替え持参でもOKです。
(当日、私も短パン・Tシャツ持参で参加させていただきます。)

■定員:会場の都合もあり、10名さま前後となります。

■懇親会:ご希望の方は、ワークショップ後、近くで2時間ほど
居酒屋さんへ行きましょう!(こちらは割り勘で3,000円前後になると思います。)


●ご参加方法(コピーしてご利用ください。)
こちらのメールに
dokusya-s@kpa.biglobe.ne.jp 

●ご氏名:
●ご住所:
●電話番号:
●お支払い方法:振込み or 当日

上記を添えて、ご返信くださいませ。

随時、詳細をお送りさせていただきます。

★参加者さま特典
この機会に、写真撮影やサイン等。
ご希望があればその際言っていただければ
ご期待に添えれるようご協力させていただきます。
(遠慮なくおっしゃってください。)

それでは引き続き、トランクエクササイズともに
宜しくお願い致します。

読者サービス
田頭英樹


追伸1:

ご参加いただけるかたは是非、
天野先生と記念撮影しましょう!

お持ちの方はカメラをご持参ください。
こちらからも持っていきますので、
後日郵送も致します。

当日は、お気軽にお声がけください。

なかなかない機会ですので
遠慮なくなんでもお申しつけください。

2011年5月20日金曜日

肩を使わずに鍛錬する方法(体幹トレーニング)

Q,実は連休を利用しながら体幹トレーニング、
ウォーキングなどを行いしっかりと体力アップを
再開しようと考えていました。

ところが自転車で転倒して右肩・脛鎖骨脱臼骨折をしてしまいました。

今は、手術を終え退院しており、リハビリに入っています。

手術時に肩にプレートを入れボルト止めをしています。

肩は90度以上絶対挙げるなといわれていますし、実際無理でしょう。

DVDを拝見すると肩を回転させる運動が多いのですが
こなせない状態です。

骨が固まりボルト、プレートをとる手術をまた行うのですが、
たぶん6ヶ月後、リハビリを含めて1年はあまり
過激には動かせないと思われます。

現在、身長は173㎝、体重は82キロです。
腹回りは多分92センチメートルぐらいです。

体型的には腹がへこめばまあまあだとは思っているのですが、
以前、体重が一番あったときで86キロぐらいの時がありました。

その時ちょっとしたことがありまして8キロから10キロぐらい
体重が減ったことがあります。


着るものすべてりサイズしたぐらいです。
その時は動き易い状態を感じました。

75から76キロぐらいになったのですが、
ウェストも6~7㎝ぐらいへこんだんでしょうね。

しかしまた、ここ2年近くで81~82キロぐらいに増えています。

ほぼ腹部についた贅肉が中心と思われます。

肩を使わずに鍛錬する方法はありますでしょうか。

またつかっているボールですが硬式野球のボールでもいいのでしょうか。

あらためてご教示願えれば幸いです。


A,メール拝見しました。

確かに身長からすると体重がちょっとあるような気がします。
私も標準からすれば少しばかり体重が大目。

まあ、身長と体重のバランスばかりが問題ではないと嘯いては居りますが・・・。

さて、肩を骨折とのことですから、
体幹のエクササイズで肩の旋回その他はやはりやらないほうが良いと思います。

エクササイズでは、腕を回すのではなく、
肩の関節そのものを大きく動かすことで、
肩甲骨の裏側を中心に首や胸を引き絞るようなものですから、
回復後に徐々にリハビリ的に挑戦してもらえればと思います。

さて、肩を使わないエクササイズでは、
膝を意識しての身体全体の旋回を重視してみたらどうでしょうか。

座ってでも、あるいは立ってでも良いですから、
膝をねじる動きを起点にして、
腹や胸を捻る動きです。

ただし、肩は無論動かないようにしてください。

エクササイズ中で大き目のボールを持つのは、
それによって、手首や肘の動きを制限して、
肩の動きを引き出すためですから、今のところは
持たないほうが良いと思います。

怪我をするということは、実に不便なものです。

でも、不便と言うことは、日常的にやってきたことを
見直すきっかけでもあります。

例えば、エクササイズの中で皆さんが難しいと言われる、
お腹を波打たせるような動き。

これも多分日常ではあまりない動きですから、
こういったものにトライしてみる事。

それが出来ないなら何故出来ないか。

また出来るようになったら、
何故今迄出来なかったのか。

そういった事を考えることで、
今までの自分を振り返るきっかけのもなると思います。

良いことがあればあったで「好事魔多し」。

悪いことが続けば「人間万事塞翁が馬」と言うのが
生きると言うことですから、
怪我をきっかけに別の視点を見つけられれば良いですね。

踵は紙一枚程度浮かす感じ?(立禅)

Q,毎日、短時間ながら続けています。

立禅の時間は今のところ約5分です。

脹脛(ふくらはぎ)の下のほうが非常に痛くなり
今のところこれが限度です。

それ以外は特に問題ありません。

この部分の痛み等が克服できれば20分くらい
でもできるかなと思っています。

足の親指に重心をもってくるわけですが、
踵は紙一枚程度浮かす感じでよいのでしょうか? 

それともかなり上げるのでしょうか? 

また、足が疲れたら踵をつけてしばらくおいてから、
つづけるというようなやり方でもよいのでしょうか? 

短時間ですが続けていて、細い棒のようなものに乗って
重心をとっているような感覚です。

何卒ご教示宜しくお願いいたします。




A,脹脛がつらいとのことですが、安心してください。


誰でも初めはつらいものです。


でも、つらいのをただ我慢していればつらくなくなるのか、
と言えばそうでもありません。

つらいのをただ我慢するのではなく、
つらいからそこを工夫して乗り越える。

そこで出てくる工夫と言うものが、実はとても大事です。

別の言い方をすれば、工夫をさせるためにこそ長く立て、
と言うのだと思います。

短い時間なら工夫などせずに済んでしまいますから・・・。

さて、文中のあるように、立禅は安定しているのではなく、
一般的な立ち方からすれば不安定極まりないとも言えます。

ですから、そんな不安定の中でどうしたら安定を
求めることが出来るのか、そして楽にできるか、
と言うことが課題になります。

課題というのは、別の言葉で言えば疑問です。

その時々、あるいは人それぞれの疑問の持ち方があり、
そして疑問の解決があります。

何の疑問も持たないと言うことは、
何の課題もないという事ですから、
そんな時間潰しなものはありません。

踵を浮かせて立つと言うのはつらいものです。

では、どうすればそれが辛くなくなるのか。

疲れたら、ちょっと踵を付けて見るのも一つの工夫です。
その時には、踵は付けても重心は移さないように注意します。

私も初めの頃はそうした覚えがあります。

あるいは、踵を浮かせると言っても、
どのくらい浮かせればいいのか判らない時期もありました。

結局は文中にあるように、ほんの紙一枚ほど浮かせれば
良いと言うところに落ち着きました。

その時に指が地面を掴もうとする力や
様々な力を借りることを憶えました。

ただ立つのではなくて、様々な力を引き出して
立つと言うことを見つけ出したわけです。
 
安定して楽に立てるには、踵の高さだけでなく、
足首や膝の締め方、股関節の曲げ具合といった
様々な要素があります。

でも、それらは微妙すぎて言葉になりません。
今立っている感覚を言葉にしようとしても
まとまらないのと同じだと思います。

ただ立つのではなく、両足が左右に開くような感覚や膝を閉める感覚、
そういった感覚をつかみ出す事で、少しずつ長く、
そして楽に立てるようになるものです。

いろんな感覚を掴み出せるという事は、
とりもなおさずいろいろな力で立っている、と言うことです。

疑問を持つこと、課題を持つこと、一番大事なことがこの二つです。

問題がないところに解決はない。
当たり前ですが、こんな大事なことはありません。

稽古をするということは、出来ない、判らないを楽しむ事です。
これからももっと山ほどの出来ない、判らないを発掘してください。

楽しみにしています。

2011年4月10日日曜日

どこまで強くなれるのか(立禅)

Q.52歳で子供と近所の新極真に入ったばかりで、すぐに
膝の関節を痛めてしまいました。

DVDとテキストを拝見させて頂きまして、
最初は3分から、はじめて、今は25分立禅が出来る様になりました。

立禅はどれ位まで時間を増やせばよいのでしょうか?
また、組手でも効果が出るには、
もっと腰を落とした方が良いのでしょうか?

私みたいな年寄りでもどこまで強くなれるか?
頑張ってみたいと思いますので、
今後共、ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。


A.52歳で空手にチャレンジとの事。
頑張ってください。
何と言っても私より7歳も若いんですから・・・。
 
さて、立禅の時間ですが、
25分位立てるのなら後はその時の
気分でいいと思います。

そして力を感じ取れるようにする事。
動かなくても、動いている時の感触を
思い出せるように立てれば良いと思います。
 
気分良く立てるのが一番です。
膝が痛くなくなったのも、
自然にバランスよく立てる様になったからだと思います。
 
それから腰の高さに関してですが、
単に低ければ良いというのではなく、
禅で腰に力を感じられる位置を見つけるのが
一番だと思います。

その為に、何時も同じ高さではなく、
その時その時で変えてみてください。

ちょっと変えるだけで随分感じが違うものです。
 
これで良い、そう思っても工夫してみると
いろんなものが見えてくると思います。
 
私もあとひと月ちょっとで還暦です。

沢井先生は「一番強かったのは60台だった」
と言われてました。

その言葉を胸に私も稽古を続けます。
 
お互い明日に期待を持ってやって行きましょう。
 
            太氣会 天野

膝の痛みが強い(立禅)

Q,約1年間、平日は朝20分、週末は30分の立禅を続けています。
腰・下半身の力が抜けず特に膝の痛みが強いです。

しばらく時間が経てば痛みは消えますが、そこからなかなか打開できません。

禅を組んでいる途中に左右の足が微妙に前後して正対している身体がわずかに開いてしまいます。

とにかくこのまま続けて自分で感覚をつかんで行くしか
無いとは思いますが、もし何かヒントがあれば
頂けるとありがたいです。






A. さて、膝の痛みがあるとの事。
膝の痛みの原因は大体二つあるようです。

立禅を組むときに、
足の指で地面を軽く掴むようにします。
で、その時に強く掴みすぎると膝痛の原因になります。
ですから、足指の力加減を工夫する事がひとつです。

もう一つの原因は重心です。
腰が引けた状態で立つと膝に過度に負担が掛かり、
その結果膝が痛くなります。
爪先の上に頭があり、腰がちょっと引けてしまい、
爪先と腰と頭を結ぶ線が三角形を作った状態です。

この場合は腰を前に押し出して、
後ろにもたれかかる様にすると改善されます。

どちらにしても自分で直すしかありませんが、
大事な事は工夫する、と言う事です。

昨日立った時と同じように今日立つのではなく、
ちょっと変えてみる。

今日とちょっと明日は変えてみる。

一年あれば365回の工夫ができます。
その工夫の積み重ねが「変わる」と言う事だと思います。

それから正対した時の身体のバランスですが、
そういうところに眼が行く、
それが素晴らしい事だと私は思います。
多分立禅を組まなければ気が付く事が無かった事です。
私にも同じような事があります。

それが良いとか悪いと言う事ではなく、
自分の身体というものに癖があり、
教科書に載っている「人の身体とはこういうものだ」、
では括りきれないものだ、と判る事。

つまり、自分は自分と向かい合う事でしか見えてこない、
と言う事に気が付く。

多分、立禅を通して自分と向かい合った事の無い人には判らない事です。

これからも立禅を通して、
自分と言うものを見つめ続けてください。

太氣会 天野